建物床下用・内装用塗料、「調湿」「撥水」が主の機能性コーティング剤
木炭や竹炭が木材の湿気調整、消臭などに効果があることは、古来から良く知られています。 湿気が多ければ水分を吸収し、乾燥すれば放出する働きで湿度調節能力に優れた機能を持つとされていましたが、明治以降、木造建築物での利用は激減しています。
世界文化遺産の金閣寺、銀閣寺の建物床下に敷いた竹炭が、建物の腐朽などを防いでいることは知られています。 ある調査データーによると竹炭を敷き詰めた場合、床下温度が外気と比較して、夏季では平均で10度低く、冬季では10度高いことが判明しています。 そのことから、防腐効果が大きいと言えます。木材の腐朽は腐朽菌によりますが、この腐朽菌は、調湿された空間では活動力が著しく弱まります。
もちろん結露したところでは、腐朽菌の活動は活発になりますので、結露を防ぐことは、とりもなおさず腐食を起させないということです。
「快適一番・備長炭塗料」は、この木炭パワーを活用するために開発された塗料です。 木炭の中の木炭といわれる備長炭(ウバメガシを原材料とする紀州産を使用)を自社の摩砕機で微粉末に加工し、当社の特殊技術である撥水型防水塗料に分散した高機能性塗料です。
備長炭の優れた炭質は製炭技術もさることながら、炭材にウバメガシを使用することで生まれます。 この木は、極めて硬い材質の常緑樹で、萌芽しやすく、主に沿岸のやせ地に生育します。 成長が遅く、炭材として最高の品質になるまでには20数年以上かかります。紀南地方に多く群生しています。
近年、波動が注目されています。 一説には波動が病めば組織・諸器官が病み、肉体が病むと言われ、医学界でも研究が盛んになっています。 より良い波動的環境を作ることは、そのまま肉体的・精神的な健康づくりになるといわれております。
固有波動を検知する装置「MRA(共鳴磁場分析器)」の測定によると、備長炭は最も高い波動数値「+21」を示すことが確認されています。 波動数値の高いものは、周りの波動を高め、活性化してくれる働きがあります。
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