屋内・屋外用(長期対候型)水性、防水・撥水塗料<木材用>
浸透・塗膜型の水溶性ですから、木の呼吸を妨げません。塗布後は無臭です。
「木」本来の風合いはそのままにスギ材はスギ材らしく、ヒノキはヒノキらしい木の香りを残して、撥水力に優れた防水加工ができるのが「ハッスル・撥水君」の特長です。
内部に浸透する低分子構造の水溶性ですから、木の呼吸を妨げません。いつまでも長く、「木」本来の調湿性を生かすのも「ハッスル・撥水君」の特長です。
吸湿量(g/m2) | 放湿量(g/m2) | 吸放湿量差(g/m2) |
24.1 | 9.0 | 15.1 |
※吸放湿性を妨げないので、結露防止にも優れています。
防カビ剤は入っていませんが、吸放湿性を妨げないのでカビの発生を極力防ぐことが出来ます。
防腐剤も入っていませんが、特に木口に充分塗布することにより、腐朽菌の侵入も防ぐことが出来ます。
撥水性能を測定し評価する方法として「接触角計」という評価方法があります。液体を固体表面に滴下すると、液滴を形成し、この時の液体と固体のなす角を「接触角」(θ)と言い、この接触角が大きいほど、撥水能力が高いという、品質管理には重要な測定なのです。
「ハッスル撥水君」は、塗布直後の接触角が102度(ガラス面塗布時)という、接触角が大きく撥水力に優れた濡れにくい防水塗料だということです。
濡れにくい(接触角が大きい) |
濡れやすい(接触角が小さい) |
ウェザーメーター(キセノンランプ式)で850時間(関東の平野部で200時間が約1年間に相当という目安)経過後のタモ材の接触角は、5カ所測定平均110度、合板でも107.5度を保ちました。
また、ウェザーメーターで400時間の退色実験においても写真のように、木の風合いを保っていますから、屋外のウッドデッキや木製テラス・ラティスフェンス・縁台などにも最適です。
ホルムアルデヒド放散等級区分表示において最上級であるF★★★★(フォースター)を取得していますので、改正建築基準法上の使用制限がありません。
「ハッスル・撥水君」は、平均値0.04mg/L、定量下限で0.01mg/Lですから、極めて安心です。
シックハウス対策も「ハッスル・撥水君」なら万全。室内のフローリングはもとより、湿気や水濡れを避けたい木部や合板にもおすすめできます。
[ハッスル・撥水君/F☆☆☆☆登録番号 : M08001]
等級 | デシケータ法 (23℃、mg/L ) |
評価内容 |
---|---|---|
F☆☆☆☆ | 0.12以下 | 無制限に使用できる(規制対象外) |
F☆☆☆ | 0.12を越え0.35以下 | 第三種ホルムアルデヒド発散建築材料相当 |
F☆☆ | 0.35を越え1.8 | 第二種ホルムアルデヒド発散建築材料相当 |
[食品分析センター試験:第103062764-001号(平成15年7月14日合格)]
→食品分析センター分析結果成績書(PDFファイル)
※社名変更前の試験のため、依頼者名が旧社名「民益」となっています。
日光や雨風で退色した木材なども、水性の「ハッスル・撥水君」なら木の中まで浸透し、「木」本来の風合いを蘇らせます。 例えば、約10年前の古材も、まずジェット水洗浄をしてから「ハッスル・撥水君」を塗布すると、まるで新材のような発色と木目の美しさに! 耐酸性にも優れて、酸性雨を寄せつけないので、湿潤性のゴミや埃が固着しづらくなるのも特長です。
古材(約10年の木材)を ウッドデッキや縁台、木製ドア、 |
商品そのものは乳白色ですが、塗布後は透明になります。木のもつ風合いを生かすために、基本的には無色透明のみですが、施主様の注文がある場合、塗装業者の方による現場での調色が簡単に行えます。
調色の際は、指定無機顔料(大日精化工業・マスターファインカラー・水溶性液体)でどのような色にも作れます。
また、工場などでラインに組み込む際は、当社工場にて調色し、納品することにもお応えいたします。(調色ロット:1回400kg以上)
塗布しても揮発することなく、内部に浸透する水溶性ですから、表面塗膜が傷付いてもその効果が著しく損なわれることはありません。 当社実験において、塗布直後、塗布面をふきとっても撥水力は劣化しません。これは、「ハッスル・撥水君」は水溶性で浸透力が早く、内部まで浸透するからです。
有害化学物質を一切含んでいませんし、水性ですから、リサイクルに支障はありません。チップにする時でも刃物や工具を傷めることはありません。燃焼時にも有害物質の放出は一切ありません。
トルエン、エタノール、酢酸エチル等の有害化学物質は、一切使用していません。 また水性なのに、乾燥時間も早く(夏期15〜30分・冬期30〜60分/完全乾燥2日間)、ハケ塗りはもとより、ローラーやふき付け、そして、工場におけるラインに組み込むことも可能です。 あらゆる木材や合板にローコストで防水・撥水加工が施せます。
- 雨水等による合板の剥離は全くみられず、撥水性も変わりません。
- 塗布しても材質が傷みません。
- 乾燥収縮による千割れ防止に効果があります。
- 塗装後の仕上がりは、無臭です。
- 塗布後の材料加工時に使用する刃物や工具を傷めません。
- 二度塗りは、より効果が増大します。
- 塗布面が硬化した後のベタ付き感が非常に低いです。
- ペイント上塗り(撥水剤を塗った後のペンキなどの塗布)が可能です。
- 塩害が防止できます。
- 手あか等の汚れ防止にも威力を発揮します。
◎注意:中和剤としてアンモニアを含有しているため、塗布時に皮膚・目・粘膜を刺激することがありますが、塗布後の危険性、有害性、環境影響のネガティブ事情はありません。 (製品安全データシートの指針より)
(一社)木の総合文化・ウッドレガシー推進協議会会員 |